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煙が目にしみる〜焼き芋を楽しみました〜

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 12月5日(金)、中学生が職場体験学習に来てくれた日にあわせて焚き火で焼き芋を焼きました。 秋の芋掘り遠足で芋がたくさん掘れ、天日に当てながら、この日の焼 き芋を待っていました。 職員室前の廊下に干していたため、子どもたちからも「焼き芋はいつやるの」とたまに聞かれていました。

朝から火を起こし、芋をのせる下に灰(火床)を作っておきます。 焼き芋や焚き火にもやる人それぞれの流儀があると思いますが、 地面は結構湿っているので、地面と火床の間に太い幹等を敷き詰め、その上で火を起こします。 後は細い枝から太い枝へと火がつけば問題ないと思います。
ただ暖をとる焚き火と焼き芋を入れる焚き火ではもちろんやり方がちがうし、 暖をとるやり方ですと肝心の芋がこげてしまいがちで芯までふくっらほくほくにはやけません。

年長組の子ども達が芋を水で濡らした新聞紙で包み、その上からアルミホイルで包みます。 こうすると水分が蒸発して蒸す形になり、よりほかほかにふっくらと焼けます。

たくさんの芋が包まれ、出番を待つばかりです。 火床を作ります。 灰の上に芋を万遍なくのせていきます。
置いた芋の上に落ち葉などをかぶせます。園児達も協力して集めてくれます。  
焼き芋風景の俯瞰図です。近くで見守る子ども、遠くから眺める子ども、焼き芋よりも遊びに夢中な子ども等。思い思いに時間を過ごしています。

子ども達の発想にはいつも感心します。煙除けマスクだそうです。

U先生が火守をしてくれ、お昼前には焼き芋ができました。 写真をごらんいただいてとおり中の芯までほかほかに焼けました。金時と紫芋の2種類です。

皮をむきながら、ほおばります。「熱いね」、「美味しいね」と友達同士の会話が弾みます。


園長ブタゴリラひとりごと

 「焚き火の煙は煙いし、火は熱いし、でもよく燃えるし、芋はできるし、でも美味しかった、楽しかったなあ」 子どもはひとり一人それぞれが色々感じたと思います。それが学習であり学びのように考えます。

考えてみれば私達大人も誰でも子ども時代がありました。 その頃は大人は生活でいっぱいでなかなか子どもにまで目を向ける余裕がありませんでした。 でも家の周りには子ども集団があり、色々学ぶことができました。いまよりも良い意味でほおっておかれました。 もちろん、今の時代にそれを望むのは無理ですし、社会自体がそうした環境には戻れません。 だからこそ幼稚園で家庭ではできない子ども集団での学びを大切にしていきたいと思っています。

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